尊い救い主の御名を賛美いたします。

いつも台湾宣教の祝福と前進、そして私たちを覚えてお祈り下さり心から感謝致します。

ガス爆発事故

日 本でも報道されたのでご存じかと思いますが、8月1日未明、ここから1キロほど離れたところで大規模なガス爆発事故がありました。爆発時は地震かと思うよ うな衝撃波がここまで届きその威力に驚きました。市内の幹線道路の地下に敷設されていた石油化学製品の原料になるガスを圧送するパイプから更にその下に設 置されている排水路にガスが漏れ出て、死傷者350人以上、爆発で破壊された道路の全長6キロ、被害範囲3平方キロ、復旧まで少なくとも半年以上はかかる 大事故になりました。幸い、教会に来られている方、以前来られていた方も含め被害はなく、安否や被害を心配し電話やメールを下さった方に感謝しています。 しかし、直接被害に遭った方々、爆発でライフラインが破壊され生活できない方々は暑い中、学校の体育館での避難生活を余儀なくされ、更に最近の連日の大雨 で爆発で道路に出来た巨大な溝は川のようになっているので、二次被害を案じています。

事 故被害そのものは時間が経てば元通りになりますが、問題は被害に遭った人、そうでない人も含め、心に残った傷です。この事故の少し前、高雄から離島に飛び 立った飛行機の墜落事故があったこともあり、爆発事故後出会う皆さんが発する言葉から心にどれほどの傷を受けたか分かります。折しもこちらは「鬼月」(グ エユエ)。日本のお盆のようなものですが、こちらでは鬼が出てきて災いをもたらすと言われていて、今年は例年になく熱心に祭祀が行われ、今回の事故は人々 の心をますます真の神から遠ざけるものとなっています。どうぞ、災害復旧のみならず、主が私たちの働きを用いて下さり、一人でも多くの台湾の人々が真の神 を知り、救いの恵みに与ることが出来るようお祈り下さい。「神がみことばのために門を開いてくださって、私たちがキリストの奥義を語れるように、祈ってく ださい。」 コロサイ4:3

お母さんと娘さんのためにお祈り下さい

一人の女性は教会案内をを見て、今年初めから教会に来 て下さっています。以前台北の教会に行かれていましたが、教会の人間関係に傷つき、実家がある高雄へ戻ってきました。最近ようやく仕事が与えられました が、土日出勤しなければならないこと多く、職場の人間関係もあり、祈らされています。

先日、70才になるお母さんを誘って教会に来られました。お母さんは以前カトリック教会に行かれていたことがありますが、今は民間信仰を持たれています。どうぞ、救いの為にお祈り下さい。

御教会の上に主の祝福が豊かに注がれますように

2014年8月

堺  秀 一