最近来られている日本への宣教師たちの紹介

はじめに

海外宣教委員長 佐藤 一彦

戦後間もなく宣教師たちが福音を携えて日本に来られました。それ以降も数多くの宣教師たちが日本各地に来日し、教会が建てられ、教会の数が増し、神学校がスタートしました。そこから日本人牧師伝道師が輩出されてJBBFという群れが形になりました。そして、今では日本からも世界に宣教師を遣わし世界宣教の働きに参加する恵にあずかっています。まさに主イエスが言われた「受けるよりも与えるほうが幸いである」(使徒20:35)を私たちは体験しています。最初の宣教師からすでに70年以上経ち、ある程度日本国内の諸教会の数も増え、日本人の働き人がいてもなお海外から宣教師が日本に送り続けられています。その姿から私たちは何を学ぶべきでしょうか?今回、最近日本に来られた海外からの宣教師、或いは来日予定の宣教師です。ぜひ、覚えてお祈りください。今回はラファエル先生特集です。

 

ラファエル宣教師のご挨拶

お名前:ビエイラ・ラファエル、アナリジア御夫妻 ミザエル(7歳)、イザベラ(3歳)
派遣国:ブラジル
派遣先奉仕教会:めぐみバプテストテンプル

9月末で日本に来て1年になります。(大泉町の)めぐみバプテスト教会が私たちを温かく迎えてくれたことに神様に感謝します。

私と妻のアナ・リジアは、結婚して11年目になります。そして2人の子供がいます。長男のミザエル(7歳)と長女のイザベラ(3歳)です。この1年間の宣教の働きを経て、学んだことや気づいたことがいくつかあります。

まず、私たちが住んでいたブラジルの東北地方と違い、ここの四季はとてもはっきりしていることに気づきました。そして、気候が日本の日常生活に様々な影響を与えていることにも気づきました。例えば、食べ物、服装そして祝日はそれぞれの季節に適応しています。やっと日本の日常生活に慣れることができて主に感謝です。

私たちは、大泉町図書館で日本語の勉強をしています。今では日本語で挨拶をすることもできます。そして携帯電話の翻訳機能は私たちの生活を助けてくれます。長男はもうすでにひらがなとカタカナの読み書きを覚えることができて、今では小学校1年生の漢字を学んでいます。

ここで暮らすブラジル人の方々は、日本人と同様、よく働きます。この二つの民族に共通するもう一つのことは、どちらもイエス様を知る必要がある事と新たに生まれる必要がある事です。そのため、私たちは、できるだけ多くの時間を使ってブラジル人の方々を知って、そして彼らがいつかキリストを信じることができるように、彼らに聖書を教えています。同時に、カウンセリングが必要な家族に、聖書に基づいたカウンセリングを行っています。

教会員がもっとみことばを知るために、聖書の学び(Bible Study Center)も始めました。

私たちの教会がこの地域のこれからの新しい教会の母教会になるために、お祈りを続けています。主から与えられたこの挑戦のためにお祈りいただけたら、幸いです。

日曜学校

青年会

リデラ聖書研究会

婦人会

 

今後特集予定の日本への宣教師たち

 

 

お名前:バーゲット・ヨナタン、タビーご夫妻 そして10人の子どもたち
派遣国:アメリカ
派遣先奉仕教会:アガペ聖書バプテスト教会

2019年8月に宣教師として10人の子どもたちを連れて来日しました。
日本の人々の救いのために教会に仕え、宣教の働きをしておられます。日本宣教創成期に活躍されたラリー・バーゲット先生、そして、現在日本で大きな宣教の働きをしておられるマイケル・バーゲット先生、更にヨナタン・バーゲット先生を通して福音の種は日本に蒔かれ続けています。

 

お名前:シュレル・クリス、ミランダご夫妻 ハラン(6歳)、ベンジャミン(7歳)
派遣国:アメリカ
派遣先奉仕教会:太田聖書バプテスト教会

2022年3月に日本に来られ、現在も日本語の学びと、太田教会を通して日本の教会活動を学んでいます。また、英語集会や月に一度の日本語説教、子どもたちの集会の奉仕をしています。祈りの課題としては、日本語の学びと子どもたちの家庭学習の学びのため、将来の働きの導きが与えられるようにお祈りください。

 

お名前:ニコラス・ザレッラ、ロレーナご夫妻 レビ(3歳)、ルカ(1歳)
派遣国:アメリカ
派遣先奉仕教会:調布聖書バプテスト教会

来日は2022年10月で現在は日本語の学びをしながら調布教会にお仕えしています。どうぞ、日本語の学びのためにお祈りください。また、家族の健康と安全、子どもたちの成長が守られ、祝福されますようにもお祈りください。そして、今後の働きのビジョンが与えられることを祈ってください。

 

お名前:ウォルターズ・クリストファー、ワイキンご夫妻 ソフィー (8歳)、アラン(7歳)
派遣国:アメリカ
派遣先奉仕教会:すずらん聖書バプテスト教会

現在、平日はフルタイムで日本語の学びをしている最中です。また、教会内では先生や教会員から教会活動の訓練を受けています。そして、少しずつ色々な教会の奉仕や働きの機会が与えられています。祈りの課題は、日本語の学びのためにお祈りください。公立学校に通っている子どもたちのためにお祈りください。将来どこで教会を始めるべきか導きが与えられますようにお祈りください。

 

お名前:ランディー・ブラウン、エスターご夫妻 そして5人の子どもたち
派遣国:アメリカ
派遣先奉仕予定教会:掛川聖書バプテスト教会

現在、米国内をキャンピングカーで家族そろってデピテーション中です。祈りの課題は、在留資格認定証明書とビザが与えられるように。十分なサポートが得られるように。来年2024年7月来日予定です!お祈りください。

 

お名前:ミンケ・エルウィン、バナデットご夫妻
派遣教会:フィリピン
派遣先奉仕予定教会:豊橋ひかり聖書バプテスト教会

現在、日本宣教のためにフィリピン国内をデピュテーション中です。ビジョンは今年23年末に来日し、受入教会を基点とした開拓教会の設立を目指します。ぜひ、宗教ビザが与えられて日本に来ることが出来ますようにお祈りください。

 

お名前:ブリー・ベスト宣教師
派遣国:アメリカ
派遣先奉仕教会:清水聖書バプテスト教会

宣教師インターンとして2年間(2022年春〜2024年春)日本で宣教することが決まっていますが、来年春以降の働き場は今も祈る中にあります。現在教会で担っている働きは、中高生クラスの教師と英語聖書クラスのリードです。平日は牧師夫人とともに教会の事務的な奉仕をしています。また教会員の運営されている塾の英語クラスでも英語を教えながら、地域の子どもたちとの関わりを持っています。清水教会での奉仕が祝福されますように、また、来年春以降の働き場が示されますようお祈りください。

 

お名前:エバスコ・マーク、ヨシコご夫妻
派遣国:フィリピン
派遣先奉仕教会:未定、関東地区を希望

現在、日本宣教のためにフィリピン国内をデピュテーション中です。この夏日本に宣教視察として来日して数教会を訪問しました。来年24年以降に本格的に宣教師としての来日を希望しています。ビジョンは、福音宣教とクリスチャンスクール開設を祈っています。フィリピンから先行して派遣された宣教師がまだいないこともあり、宗教ビザが与えられることが大変難しい状況です。ぜひお祈りください。