旧宣教委員の証

20年の主の恵み

アガペBBC牧師 マイケル・バーゲット

1997年から8年間、2009年から4年間、宣教クォータリーの編集をさせていただき、2013年から8年間、海外宣教委員長を務めさていただきました。このような20年ほどの海外宣教委員会での奉仕の機会を主と諸教会に心から感謝いたします。

その20年の間に大変なことも確かにありましたが、それ以上に主の豊かな恵みが多く与えられました。なによりも三組の宣教師夫妻と一人の独身女性宣教師を日本から世界宣教に送り出すことに関わることがきたことを嬉しく思います。この間、敬愛する委員の先生たちと共に年5、6回ほど集まり、宣教師などのために祈り合い、話し合いました。このような貴重なお交わりも大変大きな恵みでした。また、最前戦で尊い福音宣教に励んでおられる諸宣教師との素晴らしい御交わりも本当に心から感謝いたします。

委員長の8年は、主の御助け、他の委員の先生方のご協力、諸教会の祈りと支援に支えられたこと改めて感謝いたします。今年から新委員長に選ばれた佐藤先生はじめ、若い委員の先生方のために引き続き、お祈りいたします。主が益々豊かにの委員会の働きを祝福し、用いてくださるよう、祈らせていただきます。

世界宣教は今も主の御旨です。なお一層この尊い御働きのために励みましょう。
それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16章15節)

 

海外宣教委員のご奉仕から受けた恵み

仁戸名BBC牧師 小林 秀雄

私は、1987年に海外宣教委員に選出されて以来、2012年と13年を除いた合計32年間、委員のご奉仕をさせて頂きましたが、その間に、実に多くの恵みを頂きました。
第一に、世界宣教がどんなに重要な主からの使命であるかを強く教えられたことです。恥ずかしい事に委員に選ばれる前は、余りその重要性を認識しておらず、委員になって実際の宣教の働きに接することにより、初めてその事を理解したのです。それは、牧師にとって必要不可欠な重要な理解でした。

第二に、世界宣教が主から頂いた最も重要な使命だからこそ、悪魔の妨害や攻撃が非常に激しい事を体験した事です。宣教の働きに携わらせて頂いて初めて体験した、悪魔との戦いが数多くありました。宣教だけでなく信仰生活全体がこうした悪魔との戦いである事を正しく認識することは、勝利に不可欠です。

第三に、世界宣教の戦いや犠牲、困難が多ければ多いほど、主からの御助けや祝福と報いが豊かに与えられる体験を数多くさせて頂いた事です。まさしく「捧げれば与えられる。惜しめば取られる」体験です。一例をあげれば、仁戸名教会では2008年から13年間続けて、青少年宣教キャンプの主催協力をさせて頂いていますが、その間に、教会が後退から成長に転じ、教勢が最小時の203%に、経済的には233%も成長させて頂いたのです。
委員を止めても、こうした世界宣教の恵みを続けて求めて行きたいと願っています。