ウクライナ支援報告と現地の様子

ウクライナ支援献金の呼びかけについて

今回私たち宣教委員会では、これらの宣教師の先生方とコンタクトを持ち、お働きのために具体的に日本からも支援出来るのではないかとJBBF諸教会にウクライナ支援献金を募ることになりました。

既に多くの諸教会では祈りと独自の支援をしておられる教会もありますが、今回の支援呼びかけに対して本当に多くの諸教会から支援献金が宣教事務局に寄せられました。5月末時点で合計約260万円の支援献金が集まりましたので、ミントン先生、ゴンチュレア先生、タイラー先生(にBBFIとBIMIから指定された支援窓口に送金させていただきました。 送られた支援献金はすべて各宣教師の元に届けられウクライナ難民の方々の物理的と霊的支援のために用いられます。皆様の祈りと支援献金の犠牲に心より感謝いたします。どうぞ続けて日々刻々と変化するウクライナ国内の状況に関心を持っていただき、主の命じられた「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」を祈りと支援をもって実践していきましょう。

 

ウクライナ宣教師(BBFI)

ロン&ナンシー・ミントン先生

2021年12月にウクライナからアメリカに一時帰国し、健康診断や諸教会訪問を開始して4月には再びウクライナに戻る計画をしていました。しかし、2月24日にロシアが武力でウクライナに侵攻を始めました。先生ご夫妻は現在もウクライナに戻ることができず、アメリカに滞在しています。

現在先生のウクライナの教会は、先生の指導の元、現地のパートナーとして共に働いている牧師が中心となり、被害に遭われているクリスチャンや避難民を支援しています。

ミントン先生はウクライナで使っているバンを現地の人々を助けたり、国外に脱出のために提供しています。先生の宣教地はウクライナ北東部の都市のハリコフで、今までもロシア軍によって何度も深刻な爆弾攻撃を受けています。そして、最新の先生からの連絡では、先生の現地の家も爆弾によって深刻なダメージを受けたそうです。幸い家には誰もいないので被害に遭った人はいません。現地の牧師や信徒の人たちと連絡を取り合いながら、とりあえず大切な家の権利書や書類関係、大切な物を破壊された家からとり出す指示を与えたそうですが、どれだけのものが無事であるのかまだ分かりません。どうぞお祈りください。

 

ルーマニア宣教師(BBFI)

セバー・ゴンチュレア先生

ウクライナの隣国となるルーマニアでは、日々ウクライナから逃げてくる難民がやって来るので先生は現地で支援活動を行っています。 宣教活動の一環として、マナワールドワイド食料支援を行っており、ルーマニアのウクライナの国境付近に孤児院施設を運営しています。現在そこを避難民たちの安全な居場所として提供し、食料や水など必要物資を支援しています。先生の奥様であるキャッシー先生は、去年10月に新型コロナウィルスに感染により、神様の元に召されたばかりの中でのお働きです。先生のお働きと慰めのためにお祈りください。

 

ルーマニア宣教師(BIMI)

ティム&デブラ・タイラー先生

ウクライナから避難してくる多くの人々は女性や子供たちです。避難民の方々に宿泊施設や支援物資を提供することが出来ています。先生が始めた神学校の施設にも多くのウクライナからの人々を受け入れています。避難してくる人々の中にはウクライナで働いていた宣教師もいます。また、ウクライナ語とロシア語のトラクトをたくさん用意して、心傷ついている人々に祈りと霊的支援をしています。

日々押し寄せてくる避難民のために神様からの導きと解決を得ることが出来ますようにお祈りください。