宣教クォータリー
2026年 2月号
良い知らせを伝える人の足は美しく立派
立川聖書バプテスト教会牧師 井口 拓志
「良い知らせを伝える人の足は、山々の上にあって、なんと美しいことか。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを告げ知らせ、『あなたの神は王であられる』とシオンに言う人の足は。」イザヤ52章7節
なぜ、良い知らせを伝える人の足は美しいのでしょう。口語訳聖書は、「…なんと麗しいことだろう。」と訳しています。「山々の上にあって」とあるので、「美しくて立派」という意味の「麗しい」のほうがぴったりかもしれません。良い知らせとは、「平和」「幸い」「救い」そして「あなたの神は王であられる」ことです。このような良い知らせを伝える人の足が美しく立派だと預言者イザヤは告げるのです。
預言者ナホムも、アッシリア帝国の都ニネベの滅亡を預言する中で、「見よ。良い知らせを伝える人の足が、平和を告げ知らせる人の足が山々の上にある…」(ナホム1:15)と預言しています。ここでは「美しい」ということばを使っていませんが、活動期が重なる二人が共有していた預言のことばかもしれません。
「良い知らせ」は、それを伝える人がいなければ何も始まりません。その伝える人が「足」に例えられています。また、良い知らせを伝える人は、神に遣わされる者でなければなりません。そして、神に遣わされた者は、伝えるべきことを、神の意図したとおりに伝えなければなりません。そこには、遣わす神と遣わされる者とのかかわりにおける美しさが見られます。
良い知らせを伝える人の足の美しさを、伝える内容から考えるとどうでしょうか?
預言者イザヤは、「あなたの神は王であられる」ことが良い知らせであると述べています。52章全体をみると、それは「主がシオン(エルサレム)に戻られる」(8)ことであり、「無割礼の汚れた者(異邦人)がもう二度とあなた(聖なる都エルサレム)の中に入って来ない」状態のことでもあります。神が王としてシオンに戻られるので、異邦人支配は二度とないということです。しかし歴史を見ると、そのような時はありません。イスラエルはバビロン以後、ペルシャ、ギリシャ、ローマ、さらにその後も異邦人勢力の支配を受け続けています。イザヤと同時期の預言者にミカがいます。彼の預言を合わせて見ると、良い知らせの「あなたの神は王であられる」時がいつなのか見えて来ます。「わたしは足を引きずる者を、残りの者とし、遠く移された者を、強い国民とする。主であるわたしが、シオンの山で、今よりとこしえまで、彼らの王となる」(ミカ4:7)ミカは、主が永遠に王となると預言しており、それがいつなのかということを、「その終わりの日」(同4:1)、もしくは「その日」(同4:6)と預言しています。その日は、これから後のことであり、メシアが永遠の王となるメシア(千年)王国の時です。まさに良い知らせであり、それを伝える人の足が美しく立派なのです。
美しく立派な足について、もう一つ考えなければならないことがあります。52章におけるイザヤの預言は、バビロン捕囚の前に語られたものです。イスラエルとしては、これから苦難と暗闇の捕囚が待ち受けています。そうすると、イザヤ52章で語られている預言というのは、近い将来の預言としてはバビロンからの帰還であり、遠い将来の預言としては、メシア王国預言となります(二重の預言)。そうであるなら、その時期に語っていた預言者たち(イザヤ、ミカ、ナホム)は、苦難の預言を漏れなく語らなければなりません。イザヤ52章から言うと、例えば8、9節です。「…彼らは声を張り上げ、ともに喜び歌っている。彼らは、主がシオンに戻られるのを目の当たりにするからだ。エルサレムの廃墟よ、ともに大声をあげて喜び歌え。主がその民を慰め、エルサレムを贖われたからだ」ここに、バビロン捕囚の預言(…廃墟よ)と、バビロンからの帰還およびメシア王国の預言(…戻られる)とが語られています。偽預言者は決して苦難を語りません。しかし真の預言者は苦難を含む神の意図した預言を語るのです。「良い知らせを伝える人の足」の美しさと立派さはここにあります。良い知らせを伝えることは必ずしも容易なことではありません。むしろ苦難を伴うことを知っている者が、良い知らせを語っているということを念頭に置かなければなりません。良い知らせを伝えることは、神の意図されたとおりのことを伝えることです。私たちは福音を信じ、知っています。それが今もなお神の意図したものなのか、常に確認する必要があります。確認手段は聖書です。聖書のことばを常に追求するならば、神の意図から逸れることはありません。そこから逸らさせる働きがあることも承知しておかなければなりません。神は終わりの日に備えて、良い知らせを伝える人の足を、益々求めておられます。
連載特集 vol 4
最近来られている日本への宣教師紹介
ビセンテ・メヒア・トレス宣教師家族

お名前:ビセンテ・メヒア・トレス、派遣国:メキシコ、派遣先奉仕教会:野木聖書浸礼教会
こんにちは、私の名前はビセンテ・メヒア・トレスです。栃木県野木町にある 野木聖書浸礼教会で神様にお仕えしています。2024年の5月に妻の満喜と息子の主喜と日本に来ました。
2003年に伝道献身に導かれ、メキシコのモンテレーで奉仕と訓練を受けてきました。2010年に満喜と出会い、2014年に結婚しました。その時から、二人で 神様にお仕えしています。
日本に来て1年半、私達は日本の文化や国民性に慣れることを目標に、日々 頑張っています。妻は日本人ですが、私にとって日本に住み、その文化の中で 生活することは初めてで、大きなチャレンジです。母国のメキシコと日本の違いに戸惑うことも、まだあります。食事のマナーから、人間関係のアプローチなど、学ぶことがいっぱいです。日本の文化を理解し、その一員となるために神様からの知恵と導きを求めて祈っています。

この一年半、日本の生活様式、つまり一般的な日本の方の日常生活を注意して見てきました。その中で、日本人がどのようなものに信仰心をもち、それを日常の生活に取り入れているのかを発見しました。そのような文化の中で、どのようにイエス様の福音を伝えていくべきか祈り考えています。
学びの中でも、一番力を入れているのは、日本語の習得です。野木教会の 皆さんは忍耐を持ち私と接し、教えてくれています。言語の学びのために 私達と共にお祈りください。より深く学べるように、そして野木町で福音を伝えることができるように。
まだまだ未熟な私たちですが、全能なる神様が私達を助け、導いてくださると信じています。日本は神様に深く愛されている素晴らしい国です。私は、この国に神様の愛と憐みが大いに現わされることを確信しています。そして私達の祈りは、神様の大きな御業の証人として働かせていただくことです。
香港・フィリピン訪問記
海外宣教委員長 佐藤 一彦

昨年の10月9日〜17日の期間、私は香港の吉田正治先生のコーナーストーン教会が開催した宣教集会にお招きを受け、海外宣教委員会として宣教地を訪問しました。また、恵みとしてコーナーストーン教会の教会員であるグレース姉妹が、自身の生まれ故郷であるフィリピンの村において、就学前の子どもたちを対象に英語を教え、聖書の福音を伝える学校伝道の働きを視察訪問させていただきました。
コーナーストーン教会には過去にも数回訪問させていただいておりますが、毎回、正治先生御夫妻や教会の兄弟姉妹たちの宣教への熱心さから学ぶところが多く、今回もさまざまなアイデアと兄弟姉妹の喜んで捧げる犠牲によって素晴らしい宣教集会が開催されました。今回の宣教集会のテーマは「Be Like, Do Like, Go Like Antioch Church!!(アンティオキア教会のようになって、行動し、宣教へと踏み出そう!!)」という励ましの言葉で、世界宣教について互いに御言葉を分かち合うことができました。

コーナーストーン教会は香港の方、フィリピンの方、日本人など国際色が豊かな宣教の教会です。さらに中心的なメンバーであったグレース姉妹が、主から与えられたビジョンとして自分の村で学校伝道を始めたいという重荷を自分たちの教会の宣教ビジョンとして受け止め、姉妹をフィリピンに遣わして支えています。また、内地の兄弟姉妹への重荷も、正治先生を中心として継続して持たれており、今回の宣教集会には内地から数名の兄弟姉妹が参加して内地の現状を分かち合ってくださいました。日本は福音未到達地域の筆頭として扱われる国ですが、教会活動も信仰を持つ者の自由も保障されています。しかし、内地で信仰を持ち続けていくことは、私たちの想像を超える困難と信仰の忍耐が必要です。それでも同時に、そうした困難の中にあっても主にある喜びと確信に満ちた信仰を通して、地域の多くの人々を魅了するほど福音には力があるという経験を、今回の宣教集会の中で兄弟姉妹がお証ししてくださり、私自身も大いに励まされ信仰の挑戦をいただくことができました。
また、私はアフリカ・ウガンダでの宣教の経験を映像と証を通じて分かち合うことができ、遠く離れたウガンダにおいても同じ宣教の主が働いていることを知っていただき、共に主の御名をほめたたえました。宣教集会当日は皆さんが宣教にちなむ服装をされ、昼食は国際色豊かな工夫を凝らしたお食事を用意してくださるなど、一日を通じて世界宣教の恵みに預かることができました。
吉田先生御夫妻の現地での長き宣教の働きを通じて、本当に多くの恵みと実りが与えられていることを、今回のお交わりの中で改めて知ることができました。その根幹には、現地の人々への献身的な愛と犠牲があり、それを先生御夫妻の溢れる笑顔で兄弟姉妹をハグする姿から知ることができます。もちろんその背後には涙とご苦労がありますが、それを遥かに上回る神様からの祝福と奇跡によって宣教が支えられているのです。その姿勢は現地の兄弟姉妹にも受け継がれています。
今回の訪問では、私の喉の調子が悪く声が出にくい状態であったのですが、正治先生御夫妻をはじめ、教会の兄弟姉妹が心配してくださり、さまざまなご配慮をしてくださいました。集会当日には喉を潤す特別なお茶を常時ご用意くださり、中には私のために自宅で蜂を煎じた珍しい漢方薬茶を用意して持ってきてくださるなど、本当に愛に満ちた教会でした。

次に、香港だけでなくフィリピンのGBELS(ジーベルズ:Grace Baptist English Learning School)を視察する機会も得られました。私の教会である太田BBCもこの働きに、経済的な支援と祈りをもって関わらせていただいています。その現場を実際に見ることができた恵みを、主に深く感謝します。コーナーストーン教会のグレース姉妹は、自分の故郷(北部ルソン島の真ん中あたり、首都マニラから車で約5時間以上の距離の村)に戻り、自宅の家を開放して学費を取らずに無償で就学前の3〜6歳までの幼児を対象に英語と聖書を教える学校を、彼女一人で運営しています。子どもたちを愛し、村の人々に神の祝福を分かち合うために信仰に堅く立ち、仕え続けています。その働きは村の人々にも伝わり始めており、GBELSに通う子どもたちの生活態度に明らかな変化が見られることが、親や周囲の人々を驚かせています。そこにはグレース姉妹の教える賜物が確かな形で活かされており、子どもたちは英語を学ぶことを楽しみ、賛美を歌い、聖書のお話に耳を傾けています。私は今回、子どもたちに神様の偉大さと力強さを、視聴覚資料やマジックなどを交えて伝えさせていただきました。また、アフリカ・ウガンダ宣教の様子も映像を通して見せることができました。子どもたちは興味津々に映像やお話を受け止めていたようです。この学校の子どもたちが得ている主にある体験は、将来どのように実を結ぶのかとても楽しみです。グレース姉妹は宣教師ではありません。しかし、主から与えられた福音の恵を人々に伝えたいという確固たるビジョンに、彼女が献身的に取り組んでいる姿は、宣教師がしていることと決して変わりはありません。私たちの海外宣教の祈りとして、ぜひフィリピンで主のしもべとして奮闘しておられるグレース姉妹の働きを覚えてくださり、学校に良き助手が与えられること、伝道者や牧師、宣教師が導かれて個人の学校伝道から教会としての学校伝道へと発展し、村に親子で集える教会が早く立ち上がりますようにお祈りください。

このように宣教地の現状を知ることは、海外宣教に参加する者にとって不可欠です。今後も海外で働く宣教師の皆様のお働きを、さまざまな形で知り、祈り支えてください。主の世界宣教の御計画が、皆さまお一人おひとりを通して実現しますようにお祈りいたします。
2025青少年宣教キャンプの証し
宣教師になる決心
滝山BBC 林 聖航(中2)
僕は小学校2年生の時に、中国から日本に来ました。滝山教会に来たのは小学校3年生のときでした。今思うとそれも神様の導きで、今の中学2年生まで、神様のめぐみの中で成長できました。
宣教師になると決心したのは、今年の宣教キャンプのときでした。行く前まであまり行きたくなかった僕ですが、行ってみると他の教会の子と交わりができたり、楽しいプールの時間があったりして、とても楽しかったです。ですが、宣教師になりたい、まだ救われていないたくさんの魂を救いたいとは思ってもいないことでした。
僕が決心したのは様々な宣教師が語ってくださったメッセージを通してです。最初の佐藤先生の「あなたの名札には何と書かれていますか?」というメッセージから始まり、特に心に残ったのは吉田先生の「空白を埋めよ」でした。僕が決心したのも、吉田先生のメッセージでした。メッセージの中では「ビジョンを大きく持ちなさい」という言葉がありました。僕はそこで、1度だけの人生を自分のために使っていいのか?誰よりも自分を愛してくださっている神様に捧げられたらどんなに素晴らしいかと思っている時に、心の中で聖霊が働いてくださいました。世界中ではまだ救われてない滅びに向かっている魂がたくさんいます。そんな魂のために働きたい。せっかく神様が与えてくださった中国語を話せる賜物を僕は神様に捧げて、魂の救いのために用いられたいです。私は宣教師が長年送り出されていない空白を埋めたいです。そして、招きの時に涙を流しながら、愛先生と一緒にお祈りしました。
「ここに私がおります。私を遣わしてください。」(イザヤ6章8節)今の僕はこのみ言葉が自分の空白にはまったと思います。どうか僕がこれからも信仰を持って宣教師になる決心を忘れることなく、神の道を歩めるようにお祈りください。
感謝と祈祷
ハワイ宣教師 上久保 崇

近況報告
2026年は「主のわざに励む」(1コリント15:58)のテーマで始まりました。これは、昨年の「イエス様に在って」と合わせてのテーマになります。
教会員のハロルド・ハシモト兄の葬儀が11月に執り行われました。兄が以前集われていた教会から参列された方々から「ハロルドさんに日曜学校で聖書を教えていただいた」「私が困っていた時に助けていただいた」など、兄の証しが残されていることを見せていただくことができました。この葬儀を通して奥様のサダコ姉は昔のお知り合いのU姉との再会がありました。彼女は集う教会を祈っておられたので私たちの教会に来られるようになりました。
クリスマス礼拝には諸集会などから新来会者や再来会者もありました。クリスチャンではない方(子供伝道の参加者)も来てくださいましたので、その方々が続けて御言葉を聞く機会をいただき救いに導かれることを祈っています。
2月には、佐藤委員長をお招きして宣教大会を予定しています。教会がさらに宣教のために祈り、ささげ、用いられる機会となることを祈っています。

祈りの課題
①サダコ姉のお知り合いU姉の再来会と導きのために。
②クリスマス集会に来られた方々の再来会と救いのために。
③宣教大会の恵みを励みに、教会に宣教のビジョンが与えられるように。

インドネシア派遣宣教師 広瀬 憲夫

近況報告
スタバット教会シトメアン牧師夫人の甥の収監を機に、刑務所伝道の道が開かれた。現在、週に一度の定期集会が守られている。
昨年11月、地域を大規模な洪水が襲った。クリスマス目前の夜中に受刑者が他施設へ移送されるなど、大量の浸水被害の中で過酷な日々を過ごしたが、神の働きは止まらなかった。
この活動を通じ、きっかけとなった甥自身が信仰を持ち、神の働きに就く献身の決心をした。さらに、出所した別の男性からも支援要請があった。彼が遠方に住んでいたため現地の宣教師に協力を依頼したところ、直接の導きによって彼も信仰を告白するに至った。
親族の収監や水害という試練さえも、神は新しい命の歩みへと変えられた。物理的な距離や困難を越えて一人の魂が救われ、献身者が与えられた御業に心から感謝する。この刑務所伝道にさらなる祝福があるよう、祈りを合わせたい。
祈りの課題
①若い伝道者、献身者たちが主の収穫に用いられるように
②今後の働きへのビジョンが与えられるように
インドネシア派遣宣教師 入江 一義

近況報告
祈り支えてくださりありがとうございます。神様がこれまで導いてくださり守り祝福してくださいましたことを感謝しております。今年5月21日でインドネシアに行って50年になります。今後の歩みのためにお祈りください。

祈りの課題
①メンテンバプテスト教会:シレガル師、パンチェ伝道師、ジュリウス伝道師のために。
②ケサワンバプテスト教会:サラギ師のために。
③シアンタール伝道所:ウィリアム兄弟のために
④宣教基地:神学校舎、宣教師館のために。
⑤バプテスト学園:幼稚園・小学部の祝福のために。
香港/東アジア派遣宣教師 吉田 正治

近況報告
10月、佐藤一彦先生をお迎えして、宣教大会。先生にはフィリピンGBELSにも訪問していただき、励ましをいただきました。
11月、香港のアパート火災が発生する。民間のボランティアや、寄付などは以前のようにできなくなり、全て政府主導となったが、被災者には手厚い保護が与えられた模様。コーナーストーン教会も少しだが被災者支援の寄付を行う。
年末年始、12月クリスマス子供会は大勢の子供とその親で会堂がいっぱいになる。地球温暖化からか、異常に暖かく、半袖やサマースーツでクリスマスを過ごす。
1月元旦礼拝を牧師宅で持つ。メンバー、ノンメンバー、ゲストで26人。狭い我が家がいっぱいでした。

祈りの課題
①コーナーストーン教会に広い会堂が与えられるように。
②息子夫婦が結婚後、香港に移住し、神学の学びと奉仕訓練を受ける予定です。お祈りください。
③フィリピンGBELSの成長と発展。教会が始められますように。
台湾・東アジア スズキ シノブ

近況報告
昨年10月に東アジアへの門が開かれ、単身で赴くことができました。ファーロー中に出会った方から、現地のある姉妹のメールアドレスをいただいたことがきっかけです。姉妹の救いの証や働きについてお聞きし、神様の御業を崇めました。年齢も近く、互いに独身で、お互い同じ国のフェローシップの先生の元で仕えてきたという経験も共感につながりました。私は東アジアには以前、連れて行っていただいたことがありますが、今回は単身でどれだけ自分でやっていけるか試すよい挑戦になりました。いつも使っている地図や支払いアプリが使用できない中、今学んでいる言語と同じとはいえ文字や発音が異なる中、またこの地域のさまざまな緊張感の中で、交通機関を用いて移動し、食べ物を食べ、生きていくことを学びました。数年前まで救世軍の事務所だった場所がお笑い劇場になっていたり、水族館のパフォーマンスがプロパガンダに使われていたり、日常生活の現実も垣間見ることができました。これから彼の地の他の姉妹方も尋ね、伝道の道を探りたいと願っています。主の御心と信仰により道が開かれるようにお祈りください。

祈祷課題
①台湾・東アジアの人々の救いと祝福
②語学の上達するように
③東アジア諸地域への門が開かれるように
④主にある同労者が与えられるように
インドネシア派遣宣教師 田村 成幸

近況報告
バリ開拓伝道の為のお祈りとご支援に感謝致します。
昨年12月に6名のバプテスマ式を行いました。一昨年のクリスマスから集っていた家族と昨年から集っていた日本人の婦人の計6名です。また、同月、一組の夫婦の信仰告白も与えられ、 神様の恵みと祝福、兄姉の皆様のお祈りとお働きに感謝致します。

また、父が亡くなったので急遽一時帰国をしましたが、91歳の母が救われました。101歳の伯母を病院に訪問して伝道する機会も与えられ、主の御名を崇めました。続けて、開拓伝道、家族 親族の救いの為にお祈り頂けましたら感謝です。

祈りの課題
①バリ開拓伝道の祝福。
②バリでの同労者が与えられる様に。
③ジャカルタ、スラバヤの教会の祝福。
④田村の弟家族、親族、家内の姉の救い。
⑤田村家族の健康と全ての事の守り。
お互いを奮い立たせましょう!
海外宣教委員 ジェームズ・スミス

年配の牧師や宣教師の皆さん、昔の昔ながらの伝道集会やリバイバル集会を覚えていますか?私は若い頃、そういった教会の集会に何度か参加したことがあります。テントで開かれることもありました。主催教会が地域にチラシを配っていました。敷地内で持ち寄りを共にし、親睦を深める時間もあったかもしれません。選ばれた賛美歌はテンポの速いものでした。特別なクリスチャン音楽アンサンブルもあったかもしれません。また、特別講師は個性豊かな方で、参加者に対して大いに霊的にもチャレンジしました。日本宣教師のラバーン・ラジャーズ師はまさにそのような講師で、昔ながらの伝道集会の時代から来ていました。それらの集会の目的は人々の心を奮い立たせること、神様に関する事柄に人々を熱狂させることでした。
励まし合う
この時代のクリスチャンは、神様のみ言葉について非常に学問的に考えているようにと思います。言い換えれば、多くの説教者が神様のみ言葉を非常によく学んでいるということです。もちろん、これは重要です。同時に、私たちは主に関する事柄に心を躍らせる必要があります。ヘブル人への手紙の著者は、読者に心を躍らせ、互いに愛し合い、神様の善行を行うよう励まし合うよう勧めました。
「 また、互いに勧め合って、愛と善行を促すように注意し合おうではありませんか。 ある人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。」(ヘブル人への手紙10章24-25節)
「促す」という言葉は、「刺激する」または「何かをするようにそそのかす」という意味です。イメージがつかめましたか?私たちは集まるとき、神様の物事を行うよう互いに励まし合う必要があります。霊的に互いに少し奮い立たせ合う必要があるのです。
機会はたくさんあります
互いに刺激し合う機会はたくさんあります。日曜の朝には教会で礼拝、平日は祈り会で祈り、そして共同聖書研究や個人聖書研究に集います。教会キャンプやJBBF全国キャンプも開催しています。また、JBBF海外宣教委員会がこのような宣教集会の機会を設けてくれることもあります。過去には、日本中の教会の協力を得て集会を開催したこともあります。海外宣教特別集会では、その地域の牧師や教会の方々を招き、海外宣教について心を奮い立たせるために集まります。宣教師や牧師を特別講師として招き、他の宣教師の方々もお招きします。集会では、主への素晴らしい賛美、宣教師による証、刺激的な講師による感動的なメッセージ、そして交わりが通常行われます。海外宣教について心を奮い立たせ、日本から派遣された宣教師や日本に派遣された宣教師と出会い、交わりを深める機会となります。
心を揺さぶられる経験
2024年10月14日、熊谷バイブルバプテスト教会にて、後藤守牧師と日本バプテスト聖書神学校の学生たちの協力を得て、海外宣教のための特別集会を開催しました。日本で宣教師として育ち、また日本に宣教師として導かれたスティーブ・カーター師を招き、また日本から派遣された宣教師夫婦、そして日本に派遣された宣教師夫婦も招きました。カーター師は私たち全員に海外宣教への思いを促し、心を揺さぶられました。また、神様に導かれて海外宣教に臨まれた宣教師夫婦の証を分かち合い、素晴らしい交わりも生まれました。

当時、私は日本に来て18年近く経っていましたが、それでも多くの知らない宣教師の方々と出会いました。特に印象的だったのは、若い宣教師たちと出会い、彼らの主への情熱を感じたことです。この集会は本当に刺激的で、出席者全員が主の宣教に心を動かされました。
ご連絡ください!
JBBFの牧師の皆様で、海外宣教委員会による特別宣教集会の開催をご希望の場合は、海外宣教委員会にご連絡ください。主イエス様が全世界に出て、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさいという命令について、停滞することなく、天国へ行く前にイエス様が下さった最後の命令に従うために、心を奮い立たせ、熱意を持って行動しましょう。お互いを奮い立たせましょう!
編集後記
今回は、宣教キャンプを通して召しを受けた少年の証しがあり ました。「一度だけの人生を何に使うのか。」その心の空白を埋 めたのは、聖書の御言葉でした。御言葉には神の意図が働いて おり、良い知らせだけでなく、それを伝える美しい足もまた、人 から人へと拡大されることを学びました。佐藤委員長の宣教地 訪問では、そこからさらに新たな地への宣教の道が開かれてい ると報告されました。その働きは、ご奉仕者の自費による児童への英語教育を手掛かりとするものでした。確かに良い知らせを伝 える足には、苦難が伴ないます。時には心が主から逸らされそう になることを覚えます。しかし、御言葉は苦難のなかでも希望を もたらします。全世界に出て、すべての造られたものに福音を宣 べ伝えなさい、と命じられた主が、私たちの美しい足の働きを用 いて下さり、救いの御業をなさる。「私を遣わしてください。」そう 言って歩みだしたこの道に、さらに足を進めて参りたいと思います。
