ハワイ宣教視察の証し

海外宣教委員長 佐藤 一彦
2月半ば、ハワイで宣教の働きをしておられる上久保崇先生・窓先生御夫妻の宣教の現場を訪問する機会が与えられました。
上久保先生と私は家が近所同士の幼馴染みであり、高校から青年時代を同じ教会で共に過ごした信仰の友でもあります。そして主の不思議な導きによって、お互いが献身へと導かれ、国こそ違いますが、それぞれ宣教師として遣わされた地で主に仕える者となりました。これまで、お互いの働きについては宣教レポートなどを通して知っていましたが、実際に宣教地を訪れ、その働きを間近で見る機会はありませんでした。しかし今回、主の恵みにより、先生が仕えておられるラナキラ教会の宣教大会の講師として招いていただき、実際の宣教の現場を見るという大きな恵みにあずかることができました。

今回の訪問では、婦人家庭集会、中高生集会、日曜学校、そして宣教大会の集会に参加させていただき、上久保先生御夫妻のお働きに深く触れることができました。「ハワイ」と聞くと、私たちはワイキキビーチやショッピング、観光客で賑わう世界有数の観光地を思い浮かべます。しかし、上久保先生の宣教の現場は、そのような華やかなイメージとはまったく異なり、地域に根ざした、日々の生活の中で助けや慰め、愛を必要としている人々に寄り添う、地道で尊い働きでした。
また、教会に集っておられる方々は、ハワイの方々だけでなく、さまざまな国や背景を持つ人々でした。それぞれが人生の事情や課題を抱える中で、神様の導きによって先生御夫妻と出会い、教会へと導かれていました。そして、先生御夫妻の賜物と温かな人格が豊かに用いられ、教会に集う一人ひとりに神様の御言葉による慰めと励ましが届けられていました。
婦人家庭集会では、幅広い年代の姉妹たちが一つとなって交わり、お互いの証を分かち合いながら、真剣に御言葉に向き合い、涙とともに祈り合う姿がありました。それは、同じ信仰を持つ神の家族だからこそ味わうことのできる、麗しい時間でした。

また、中高生集会では、思春期という難しい年代の子どもたちが、先生御夫妻の主にある明るさと包容力に包まれ、笑顔で集っていました。現地ならではの工夫に富んだプログラムによって、集会は活気に満ち、子どもたちが心から楽しんでいる姿がとても印象的でした。その中で、上久保先生と私との関係について証をさせていただく機会もありました。幼馴染みとして始まり、中学生時代は自由奔放な決して誇れるような生活ではありませんが、高校生時代には信仰の友として結ばれることとなり、やがて共に主に仕える者へと導かれていった歩みをお話しすると、子どもたちは大きな興味を持って耳を傾けてくれました。

そして今回の訪問の中心となった日曜日の宣教大会では、それまで関わってきた方々や更に新しく出会う人々が一つに集められ素晴らしい集会となりました。教会いっぱいに響く力強い賛美の歌声の中で、私自身がアフリカ・ウガンダで経験させていただいた宣教の証しも交えながら、神様の世界宣教への招きとチャレンジを御言葉を通して分かち合うことができました。そこに集っていた一人ひとりが、教会として、また個人として、神様からさまざまなお取り扱いを受けていたようでした。

今回のハワイ訪問を通して、宣教レポートだけでは伝え切ることのできない、多くの宣教の実を実際に見ることができました。それらはすべて、先生御夫妻が経験してきた困難や犠牲を経て与えられた主の祝福であり恵みでした。また、先生たちの存在そのものが、現地の人々の霊的必要のためにどれほど豊かに用いられているかを肌で感じることもできました。
どうぞ引き続き、上久保先生御夫妻のハワイ宣教のお働きのために、お祈りと御支援をよろしくお願いいたします。