感謝と祈祷

インドネシア派遣宣教師 広瀬 憲夫

広瀬先生

● 近況報告 ●

COVID-19肺炎の影響で2月に予定していた華僑社会向け中国語レッスン奉仕が中止、3月25日予定だった休日の福音学校も延期となりました。
1月から3月まで、福音学校で分級奉仕担当の青年たちが準備を重ねてきていました。彼らの成長を期待しています。すべての学校の休校措置が、すでに何度も延長措置となっていて、現在5月29日まで休校が決まっています。インドネシアの新学期は7月から始まります。ビンジェイ学園(幼稚園・小学校)も、3月中旬から休校措置です。貧しい家庭が多く、ネット授業が不可能なため、週に2度、教師たちが家庭訪問をして指導を続けています。
メダン北部伝道は、訪問もできない状態が続いています。携帯電話でのメッセージのやり取りをほぼ毎日行っています。

● 祈りの課題 ●

① 集会、訪問活動が制限される中で、教会が霊性を整えられるためのネットワークづくりに知恵が与えられるように
② 行政からの支援は期待できない中で、 教会員の生活が、健康面、経済面で、支えられるように。牧師・伝道者家庭が守られるように
③ ビンジェイ学園教師たちの健康が守られ、授業指導・子供の霊性指導が制約ある中で十分になされるように

 

ハワイ派遣宣教師 上久保 崇

上久保先生

● 近況報告 ●

ハワイでの新型コロナウィルスによる伝道への影響を報告させていただきます。(4月28日現在)ハワイ政府より、3月23日より自宅待機命令(これには、教会で集まることの禁止が含まれています。集まることは違法になります)が発令されたことにより、礼拝とすべての集会、訪問もストップとなっています。その中で日曜礼拝はオンラインによる「ライブ礼拝」を中心としてインターネットの環境のない方々には電話での音声配信と事前に礼拝メッセージとプログラムを郵送することで「異なる場所ですが、同じ時間に礼拝をおささげすること」を励ましています。その後、5月末までこの命令が延長されたためにオンラインでの祈り会やバイブルスタディーが始まります。この法律が発表されて執行されたのが翌日の夕方でしたので、それまでにいくつかの家庭(主にオンラインの環境のない方々)を訪問して共に祈る時を持ちました。
生活面においては、散歩や買物などの外出はできます。物流は止まっていませんので、ほぼ今まで通りに購入できます。観光業や飲食業、サービス業などは営業の縮小や休業、中には閉店するほどの影響を受けています。公立学校は3月中旬から5月の終業まで休校になりました。
この命令が長期化することでさらに混乱や困難、不安になる人が増えてくることと思います。人々にイエス様に在る平安と希望を証しする機会を祈っています。

● 祈りの課題 ●

① 今の状況の中での牧会と伝道の導き
② 自宅待機命令が解除されて礼拝が再開できるように

 

インドネシア派遣宣教師 入江 一義

入江先生

● 近況報告 ●

早速ながら、インドネシアに来てから約45年に成りますが、最近はこの国も私自身も、今迄に無かった体験の連続です。
昨年11月上旬には、文字通り「九死に一生を得る」自動車事故で全身打撲の複雑骨折でした。目には見えない後遺症ですが、入江流の自宅療養で、今日まで集会奉仕等継続されています。事故後の健忘症がひどい中で、12月のクリスマス・プログラムだけは精一杯奉仕できました。
マレーシアに続いてインドネシアにも戒厳令が敷かれた時は、家に閉じこもる日が続きましたが、最近は外出も出来るし、宣教師館で集会を続けています。今回は、近所の理解もあり、敷地も家も広く、数本のマホガニーの大樹や大きく成った庭木、土が見えない程に芝生の絨毯が敷き詰められて酸素を供給しています。教会での礼拝が許される迄宣教師館で集会は続けます。
4月12日イースターにアルド・サラギ兄(中二)のバプテスマ式が出来ました。アルド兄は、教会での集会が禁止される前に、「信仰告白し、新生の証としてバプテスマを受けたい」と礼拝で証言していましたが、事故後の私の体調が思わしくなく、伸ばしていたのです。
私自身は、老齢化に加えて、大事故の後遺症を抱えつつ、必要凡てを備えられて、この混乱の時勢を乗り切っています。

● 祈りの課題 ●

① 事故後の後遺症からの回復と働きの守り
② ケサワン教会の牧会者
③ 日本人伝道者とインドネシア人伝道者の必要

 

インドネシア派遣宣教師 田村 成幸

田村先生

● 近況報告 ●

家内の事でお祈り下さり感謝致します。その後、数ヶ月に1回の検査以外は通院せず手術前の生活に戻っています。見た目には大病をしたとは思えない感じです。しかし、やはり疲れやすく、部分的なリンパ切除の影響もありますので足の状態等を注意しながら生活しております。引き続き健康の為にお祈り頂けましたら感謝です。
インドネシアも感染者が出てから爆発的に広がり喫煙率の高さからか死亡率も高い状態です。スラバヤ市内もかなりの箇所で封鎖されており往来に不自由さを感じます。中国寄りの大統領が日本をスケープゴート化して、コロナ感染を日本の所為にした為にジャカルタでは邦人への嫌がらせもある様です。
スラバヤ南バプテスト教会でも、政府から教会等の宗教施設でも多くの人が集まる事を禁止されましたので、共に集う事を一時中断してウエブでのメッセージ配信を続けています。3月末に予定していたバプテスマ式も無期限延期になりました。刑務所訪問も一時中断です。早期の収束を祈るばかりです。

● 祈りの課題 ●

① インドネシア宣教の拡大と祝福
② スラバヤ南バプテスト教会の今年中の組織独立
④ クランジバプテスト教会の祝福
⑤ ネンゴラン師、フランキー・タンブーナン師の為
⑥ 長く教会を離れている兄姉のリバイバル
⑦ 救われていない親兄弟の救いの為
⑨ 家内の健康と田村家族の守りの為
⑩ 新しい働き場が示されるように

 

香港/東アジア派遣宣教師 吉田 正治

吉田先生

● 近況報告 ●

3月29日の礼拝から1ヶ月、香港政府の発令で4人以上の集会を禁じられているので、YouTubeを用いて、オンライン礼拝、水曜日もオンライン祈祷会としています。ただ教会は閉じておらず、日曜日に教会に来る人は拒まず、という形です。4月19日までで、それ以降は通常の礼拝、日曜学校、水曜日の祈祷会に戻します。

● 祈りの課題 ●

① 3月に召された坂井兄の元奥様アキさんの救い
② コーナーストーン教会に、広い会堂が与えられるように
③ 香港のデモと、新型肺炎の影響で、半年間訪問できていない中国の家の教会での働きが再開できるように
④ 日本にいる吉田の母吉田俔子(ちかこ)、家内の父新井匡夫(まさお)、ほか家族の救い
⑤ 主から離れ気味の吉田基生の信仰がリバイバルされるように