2024年・7月号2024-07-01T11:00:33+09:00

宣教クォータリー

2024年 7月号

 

自立教会を建て上げる急務

浜聖書バプテスト教会 宣教牧師 山宮利忠

それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。エペソ人への手紙 4章12節

この度宣教クォータリーの原稿を依頼され、1991年の宣教クォータリーの巻頭メッセージを開いてみました。1987年から8年間宣教委員会の責任を負わせていただいた33年も前の巻頭メッセージです。

任期2期8年間の恵みは大きく、宣教クォータリーの継続発行、宣教センターの設置、宣教ハンドブックの発刊、宣教委員会によるインドネシアと台湾をそれぞれ宣教地視察、米国での宣教委員会との交わりと宣教師志願者学校参加、そして田村、吉田、広瀬、堺、稲葉5組の宣教師の派遣式、私を含めて5名の委員の先生方と共に10組の宣教師の派遣をビジョンにしてご奉仕をさせていただいた時期でした。

私の当時書いたクォータリーのメッセージは、今も必要なメッセージであると思わされ、そのメッセージの趣旨は自給自立教会の建設こそが海外宣教の土台であるというものでした。教会の自立は、現在も宣教活動において急務であると思われます。

第一に、宣教の目的は、主のおからだなる教会を建設することにあります。

「それは聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。」(エペソ4:12)

エペソ書によれば、主がお立てくださった伝道者の使命は、教会を建て上げることにあると教えられています。宣教の第一目標は、たましいの救いであることは当然のことですが、救われたたましいが主のおからだなる教会につながり、養われ、育てられ、訓練されて神の栄光を現す器として用いられることが主のご計画なのです。

驚くべき成長を示した初代教会の姿には、明確に聖徒の成長と数の増加が記録されています。

「そして、主を信じる者たちはますます増え、男も女も大勢になった。」(使徒5:14、6:7および9:31も)
数を求めて伝道することは本末転倒ですが、教会の成長には、より多くのたましいの救いが伴います。全ての人が悔い改めに導かれ、救われることが主の求めであれば当然のことです。そのためにこそ、主はご自身をお献げになりました(エペソ5:25)。聖徒が神の家に集められ、成長した結果、救われるたましいは増加しました。

教会は数ではないとよく言われますが、それは聖書的でしょうか? アメリカ諸教会訪問の際、多くの聖徒が集まる祝された教会の牧師に「教会は数ではなく、質でしょう?」と問うた時に、その牧師は「質が良ければ、数は必然でしょう」ときっぱりと答えられました。

課題は、たましいがしっかり教会に留まり、教会を自分の霊的な家として育まれていくことです。それは、霊的・信仰的指導がないと実現しません。すなわち適切な牧会がないと難しいのです。また、教会は会堂ではありませんが、救われるたましいが多く集まれば、当然会堂が必要となり、その会堂は教会の存在を証しし、さらに多くのたましいに知られて、救われる者も起こされるのです。貧しくてみすぼらしい会堂での伝道活動より(実は私たちも最初はそうだったのですが)、主の家として相応しい美しい会堂となれば、伝道の助けとなるに違いありません。そのために教会には力がなければなりません。

まず教会を築き上げることが、生まれた教会の使命なのです。

第二に、宣教の使命は、力ある教会を建設することです。

「そればかりか教会はキリストのからだであり、すべてのものをすべてのもので満たす方が満ちておられるところです。」(エペソ1:23)

弱い身体では十分な働きはできません。キリストのおからだである教会も弱ければ十分な働きはできないのです。

私も年を加え、かつ病を負い、若い時にできたことができなくなりつつあります。やはり健康体であることこそが重要なのだと痛感する日々です。教会も同様、健康体であればより良い働きができるわけです。

主のおからだとしての教会に一致と力があれば、極端に言えば何でもできる、と今まで牧会してきた経験を通して証しすることができます。一致がなければできることもできないのです。

聖徒の集まりである教会が成長を遂げて、自給自立、自主独立を果たせば、自らの働きを支えることができるだけでなく他の働きにも支えの手を伸ばすことができ、献身者も起こされます。

わずか1%のクリスチャン人口という現実の中で、力ある教会を建設することの困難さは、充分に経験してきました。時には呟き、諦め、くすぶり、燃え尽き、言い訳もありました。しかし、主の命令とみこころは、全てのたましいが悔い改めて救われることなのです。「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。」(Ⅰテモテ2:4)。このみこころを変えることは、私たちにはできないのです。

力のある教会を建設することができれば、牧師を豊かに支え(Ⅰテモテ5:17)、宣教師をより多く支えることができ、伝道所を生み出すことができます。母なる教会がその子どもである伝道所を生み出せないとしたら、主はお喜びくださるでしょうか。

第三に、教会に必要なのは、宣教のビジョンです。

来日宣教師からは、ビジョンの必要を強く教えられました。私たちにビジョンが足りなかったということなのでしょう。

主のみこころは、全世界に福音を伝えることであり、「使徒の働き」によれば、最初の教会の模範は進展、成長、拡大です。この志を持つことが私たちには必要なのです。しかも具体的なビジョンが必要です。

以前、献身して神学校に学んでいた学生にビジョンの必要性を語ったことがありましたが、不評でした。神のために大いなることを期待する志が失われつつあるように思えて残念でした。いつの間にか困難に潰されて消極的になり、神のことばだけを忠実に伝えてさえいれば良いのであって、ビジョンを持っても実現は無理だという風潮が蔓延しつつありました。

50年間の横浜での牧会を終えて、宣教牧師の立場で、「伝道者の墓場」などと言われている茨城県つくば市での伝道に遣わされました。たしかに都会での伝道との違いを痛感する8年間でしたが主に期待し、自分のできる最善で主に仕えた結果、主は憐れみをもって信徒を与え、会堂を与え、後継者を与え、自給自立教会として独立を可能にしてくださいました。伝道生涯の終末期を迎えた私たち夫婦にとっては、大きな励ましと慰めでした。ただただビジョンをもって真剣に主にお願いして働いただけだったのです。

復活の主は、今も生きてお働きくださいます。

「イエスは彼女に言われた。「信じるなら神の栄光を見る、とあなたに言ったではありませんか。」(ヨハネ11:40)

今、必要なのは主に在るビジョンであり、主への期待です。これは、主への信頼とも言えるでしょう。

私たちの働きは、神にどれほどの期待をしつつ全力を尽くすかなのではないでしょうか。

福音宣教の目的は、たましいの救いと主のおからだである教会の建設です。しかも強い自立教会の建設です。これを実現するには、現実を見れば程遠いのでしょうが、主を見つつ、主のみこころに従うのです。そして、全能の主を信じて求めるのです。

海外宣教の祝福は、教会の自給自立にかかっています。

これは、急務なのです。

宣教地の実

ハワイ派遣宣教 上久保 崇

4月28日の聖日の午後、教会からさほど遠くないビーチにてバプテスマ式が行われました。受浸をしたのは堀本家の長男眞太郎兄、長女真桜姉と次女美桜姉の三人です。バプテスマ式には日本からおじい様とおばあ様(船橋聖書バプテスト教会員の三澤ご夫妻)も参加をされました。

ご両親の堀本兄姉はクリスチャンホームで育ち、お母様のめぐみ姉はご主人の直希兄の転勤で関東を離れるまで船橋聖書バプテスト教会員でした。彼らもお父様の転勤に伴い、船橋と沖縄、北海道で育ちました。船橋教会はいつも彼らのために祈り、沖縄の教会では良きお交わりをいただき、北海道では直希兄がすずらん聖書バプテスト教会のエバンズ先生のご指導の下で信仰のリバイバルを受けたと証してくださいました。

眞太郎兄は現地の公立高校、真桜姉と美桜姉は公立中学校に入学をして一年が過ぎました。初めは英語での授業を理解することもままならない様子でしたが、一年が終わると成績の良い生徒がいただける賞を受けたり、先鋭の生徒だけが入れるブラスバンドに入ったりなど学校生活に励んでいます。教会では、証しを英語と日本語で堂々としたり、お友だちを教会に誘ったりとクリスチャン生活も喜んでいます。

〈以下は三人のバプテスマの証しからの抜粋です。〉

眞太郎兄

小学5年生の時に教会図書にあった「レフトビハインド」という本を全巻読んで、黙示録の内容を、より現実的に理解することができました。このことを通して、改めて聖書に書かれていることは全て成就することを実感しました。その頃から、バプテスマにつながる学びを続けていて、バプテスマを受けたいという思いは与えられていましたが、人前で証をすることに対して抵抗感があり、決心には至りませんでした。ハワイに来てから、言葉の問題や、環境の変化によって、大きなストレスを感じていましたが、神様が一つ一つの問題を解決してくださったことを通して、更に神様との関係が近なりました。そして、この先も神様に従っていきたいという思いが強くなり、バプテスマを受けることを決心しました。今までバプテスマを受けるタイミングはいくつもありましたが、今振り返ってみると、今この時が神様が用意された最善の時なのだと確信しています。

真桜姉

北海道に引っ越して、通っていた教会で初めてバプテスマを見ました。バプテスマの証を聞いたり、日曜学校の学びの中で、少しずつバプテスマについて理解でき、何年か経った頃には、私もバプテスマを受けたいと思うようになりました。ただ、みんなの前で証したりするのが恥ずかしくて、なかなか決心がつきませんでした。ハワイに来てから、みんなの前で証をしたりするのが恥ずかしいと思っていたのに、バプテスマを受けたカイルを見て、人の目を気にするのではなく、神様が喜ぶことをしたいと思い、ようやく、バプテスマを受ける決心ができました。・・・これからも、人の目を気にするのではなく、神様に喜ばれることを選べるクリスチャンでいたいです。

美桜姉

北海道に住んでいた時に通っていたすずらん教会で、初めてバプテスマを見ました。聖書では知っていたけれど、実際には初めて見てバプテスマを受ける人の証や話を聞いて自分も受けたいなと思いました。けれども、まだ確信が無かったので北海道ではその気持ちを誰にも伝えていませんでした。ハワイに来てから今までよりも、もっと神様に祈るようになって、個人的に神様との関係を持つようになりました。そして、これからもずっと神様に従っていきたいという気持ちを強く持つようになりバプテスマを受けたいと改めて決心しました。

彼らがハワイの後にも主が導かれる地において、教会を通して主に仕え、実を結び続けるための祈りに私たちの教会も加えていただけたことを感謝しています。

「私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。」コリント人への手紙 第一 3章6節

 

インドネシア訪問記

JBBF宣教委員長 佐藤一彦

今年の1月21日から2月1日までの日程で、私はインドネシアを訪問させていただき、現地諸教会の先生方とお会いして交わることで、インドネシアの伝道が確かに拡大し祝福されていることを知りました。そして、メダンでは広瀬先生、スラバヤでは田村先生の宣教の歩みの足跡を一緒に現地を周りながら、ご苦労や恵みのお証を伺うことができたことは本当に感謝なことでした。

フェローシップ

今回の訪問のメインの目的は、一年に一度のインドネシアバプテスト諸教会のフェローシップ集会に、日本の海外宣教委員長としてお招きをいただき、世界宣教の重要性と祝福について御言葉の励ましと、JBBFの世界宣教の働きのお証しをさせていただきました。この特別な集まりのためにメダン地域のスタバッ教会とビンジェイ教会の先生方と兄弟姉妹が中心となり主催してくださり、二泊三日の会場となるホテルの手配や集会プログラム、進行等の働き、そして目に見えない影の多くの奉仕を担ってくださいました。特に青年たちが中心となって主にある素晴らしい活気溢れる霊的なチームワークがあり、インドネシア宣教の祝福の一旦を見ることができました。

今回の集まりは、聖書修養会とフェローシップ総会を合わせたような形で、「主のしもべたちの交わり会」と称して、テーマを「聖霊の力による伝道(1テサロニケ1:5)」の御言葉を中心に、学びと交わりを通して主から霊的な励ましと力を頂くことを目的とした集まりでした。

 

117のバプテスト諸教会

現在インドネシア全体では117のバプテスト諸教会があり、今回各地から牧師、伝道者、また日本やアメリカ、フィリピンからの宣教師たちも参加し、更に日曜学校教師や教会奉仕者たち、そして、それぞれの先生方の奥様たちも参加する集まりでした。女性たちのための集会も同時に持たれるなど工夫されたプログラムで、30の諸教会から76名の参加者が集う本当に素晴らしいフェローシップ集会でした。この3日間の交わりを通してインドネシア伝道を初期から牽引されてきた牧師先生たちはもちろんのこと、若い牧師、伝道師の先生方も本当に霊的活力と喜びに満ち溢れており、インドネシアフェローシップが主の豊かなお働きによって支えられていることを感じました。

 

一歩踏み出す

そして、この諸教会が更に祝福されるためには、世界宣教の働きに一歩踏み出すことが次のステップとなるでしょう。インドネシア諸教会からまだ宣教師が遣わされていない現状に目を向け、そこから世界の畑に目を上げて働き人を宣教のために遣わしたいという重荷を持ち、具体的に犠牲を払う時に、「与えなさい。そうすれば、あなたがたも与えられます。(ルカ6:38)」という神の法則が実現することをJBBFの海外宣教の証しと共にチャレンジさせていただきました。

今回のインドネシア訪問では、その他にビンジェイ教会で近隣の諸教会が集まり特別集会を開いて下さり、そこで御言葉を分かち合いました。また、集会の後には現地食を振る舞ってくださり食事をしながら兄弟姉妹と交わる機会が与えられました。私はウガンダ宣教から日本に戻り10年近く経ち、それ以来ウガンダに行く機会がまだありませんが、この日の集会はまるでウガンダに再び戻ってきたかのような感覚になり、宣教の働きの恵みを実感しました。

 

スラバヤ訪問

そして、最後はスマトラ島のメダンから飛行機で約4時間、ジャワ島の田村先生のおられるスラバヤを訪問することもできました。昨年独立したばかりのスラバヤ教会での宣教集会に出席し、工夫を凝らした集会には、それぞれが民族衣装を着て喜びと笑顔溢れる宣教集会となりました。そして、お昼には各国の食事を持ち寄ってのインターナショナルランチを共に食しながらの交わりなど本当に素晴らしい教会活動の様子を知ることが出来ました。スラバヤ訪問では教会牧師のフランキー先生家族の家に滞在させていただき、親密な主にあるお交わりと祈りを共にすることができました。今後は今まで使用してきた教会堂が家賃高騰などの理由で、今回滞在させていただいたフランキー牧師宅が牧師館兼教会堂として使われるようになるということで、これからのスラバヤ教会の歩みのスタートを少し見ることができました。ぜひ、教会堂が移転してからのスラバヤ教会の活動が更に祝福されますようにお祈りください。

 

新しいチャレンジ

そして、田村先生御夫妻はスラバヤ教会の働きをフランキー先生に完全にバトンタッチされ、7月頃を目処にインドネシアのバリ島に移転し新たなる宣教活動をスタートさせる予定です。既に住まいとなる住居は見つかりましたが、すべてが新しいチャレンジとなります。どうぞ先生御夫妻のバリ宣教のためにもお祈りください。

このように今回のインドネシア訪問を通して、私たち日本からの宣教の祈りと支援が確かに現地に届けられ、豊かな実を結んでいることを感謝をもって御報告させていただきます。

 

感謝と祈祷

インドネシア派遣宣教師 入江 一義

● 近況報告 ●

約一年の日本での療養生活を終えて、6月4日に義雄先生となおみ先生と共にインドネシアに無事に戻ることができました。不在の牧師館に泥棒による盗難が何度もありましたが、戻ってみると被害が思ったよりひどく、大きなものから日用品の細々した物まで盗って行かれたので何かと不自由してますが、生活に必要な最低限の調達と宣教師館の補修作業を義雄先生と現地の方々が助けています。

● 祈りの課題 ●

数週間は義雄先生となおみ先生がおられますが、その後の生活が守られて過ごせますように、また、今後の働きの導きが具体的に示されますように続けてお祈りお願いします。

 

 

ハワイ派遣宣教師 上久保 崇

● 近況報告 ●

イースター礼拝には、日曜学校の生徒の同級生とお母様と一組のご家族の新来会者がありました。その後もこのご家族は礼拝に出席されていて、息子さんは中高生会にも参加しています。

昨年の夏からお仕事のために2年の予定でハワイに来られている堀本ご一家の眞太郎兄(15才)、真桜姉、美桜姉(13才)のバプテスマ式が行われました。三人は日本での教会生活(船橋、沖縄、北海道)を通してすでに救いの決心とバプテスマの思いが与えられていて、ハワイで明確な決心へと導かれました。日曜学校では、夏休みに合わせて子供たちの出席の励ましと霊的な成長のためにサマースペシャルを行ないます。日曜日ごとにオリンピックに合わせた「サインアップ(救い)、チームアップ(教会に加わる)…、フィニッシュアップ(献身)」のテーマでのメッセージを通して、主と教会につながることを学んでいきます。子供たちは出席や暗唱聖句に応じての金や銀、銅メダルを目指します。

● 祈りの課題 ●

①9月の24周年記念礼拝とファミリーキャンプの準備と祝福
②それぞれの場所にいる家族に主の導きと守りがあるように
③共に教会の働きをしてくださる伝道者招聘の導き。

 

 

香港/東アジア派遣宣教師 吉田 正治

● 近況報告 ●

3月、4月と日本からの兄姉の訪問をいただいて、励ましを受けました。

3月には、病気の治療で一月から帰日していた淳子師が、香港に戻り、通常の体制になりましたが、治療は続くので、6月には再帰日しなければなりません。イースター、コーナーストーン21周年礼拝と、連続二週で、新来者8人、救いの決心者が3人が与えられました。「喜びに溢れる教会」を目指して、22年目の歩みが始まりました。

● 祈りの課題 ●

①淳子師の健康
②GBELS(フィリピンの働き)とグレース姉妹のため
③8月の青少年宣教キャンプの準備のため

 

日本からの兄姉の訪問

 

インドネシア派遣宣教師 田村 成幸

● 近況報告 ●

昨年、スラバヤの教会が組織独立して今後の目処がつきましたので、次の開拓候補地であるバリ島での宣教準備をしております。バリは、インドネシアでは特有の地域でここだけは、ヒンズー教が90%を占めておりイスラム教と比較しても若干穏健です。ただ、偶像礼拝をしていますのでバリ全土は、偶像に満ちた島です。

今年の7月からバリに転居して働きが始まります。既にバリでの居住地も決まり、数名の方ともコンタクトを取りながら教会建設を目指します。神様の祝福と恵みが豊かにあります様にお祈り下さい。

● 祈りの課題 ●

①インドネシア宣教の祝福と拡大
②ジャカルタ、クランジバプテスト教会の祝福
③スラバヤ、スラバヤ南バプテスト教会の祝福
④バリ島での開拓伝道の祝福
⑤救われていない田村の親兄弟、親族の救い
⑥田村家族の守りと祝福。家内の健康のため

 

 

インドネシア派遣宣教師 広瀬 憲夫

● 近況報告 ●

3月中旬から一時帰国、おもにご依頼を下さった諸教会に訪問させていただいた。健康診断を受けて特に問題は見つからなかった。個人的には新型コロナの軽い後遺症らしい倦怠感、集中力低下を感じる。6月25日再出発。

フェローシップミーティングの実施で活躍した青年たちが、メダン・ビンジェイ・スタバッの諸教会合同の青年会を企画実行、2ヶ月に一度で行っている。中高生の成長も期待。

● 祈りの課題 ●

①ダニエル兄の神学校卒業が来年に。学び・訓練と費用の満たしのため
②メダン北部に伝道拠点が与えられるように

 

諸教会合同青年会

 

台湾・東アジア派遣宣教師 鈴木 しのぶ

● 近況報告 ●

2024年のイースターも当日の早朝に山頂公園で小さな集会がありました。昨年はまだバイクの免許もなく、貸自転車に乗り、事前に現地に行く練習をし、当日も現地で台湾人の姉妹と待ち合わせたことを思い出しました。この1年半でいろいろなことを一人でできるようになり、主の助けと皆様のお祈りに感謝しています。山頂教会ではイースターや母の日に因んだ学校・施設訪問があり、私も数回、運転手やウクレレの奏楽をしました。ウクレレは、未信者の台湾人女性Lさんと共に、韓国人宣教師夫人から引き続き習っています。また、友人が知り合った台湾人の女子大学生や、私の中国語の先生に福音をお伝えする機会がありました。ある米国宣教師夫人とご一緒に、台湾人女性に福音をお伝えする機会もありました。現在の予定では、毎日学校に通い中国語を学ぶのは来年初め頃までとし、その後は個人レッスンに変えてミニストリーの時間を増やしたいと願っています。来年の具体的な働きについて主の導きがあり、主に従うことができるようにお祈りください。引き続き神様が置いてくださる現場で、主の恵みとまことを体現し、人々にお伝えするようにお祈りください。

● 祈りの課題 ●

①台湾と東アジアに住む人々が救われるように
②中国語が上達するように(特に声調と会話)
③台湾の人々との交わりが深まり、共に喜んで主に奉仕する兄弟姉妹が与えられるように
④来年以降の具体的な働きについて、主の導きがあるように

 

 

 

 

編集後記

今回は国内外における様々な「宣教の実」を覚える記事を掲載させていただきました。信教の自由が保証されているのに「伝道者の墓場」と呼ばれる地域があり、教会のための土地を得ることが困難な地域があり、異教が国政をつかさどる地域がある。どれを取っても宣教活動に消極的要因が伴う地域ですが、福音の種をまく者たちの働きは、主に報いられるもので、喜びと共に宣教の実がなる様子を拝見させていただきました。「無駄」「無理」「乏しい」と思ってはいけないんですね。不利な状況や条件に悩まされたとしても、国内外どこででも、遣わされたところでしっかり種を蒔く。この姿勢こそが、「宣教の実」とその喜びに至る最善策なのだと励ましを得させていただきました。投稿くださった皆様に、謹んで感謝いたします。

 

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