主が開かれたバリ島宣教
インドネシア宣教師 田村 成幸 明子

「見よ。わたしは、だれも閉じることができない門を、あなたの前に開いておいた。」黙示録3章8節
「主に栄光を帰せよ。島々にその栄誉を告げ知らせよ。」イザヤ書42章12節
バリに導かれた経緯
2024年7月にそれまでのスラバヤ宣教を終えてバリに転居しました。バリに導かれた経緯は、スラバヤから飛行機で1時間、車ではフェリーを使って10数時間で行ける距離である事と、イスラム教徒が大多数を占めるインドネシアで唯一ヒンズー教が9割を占める地域である事から、次の開拓伝道候補地として祈っていました。
2億7千万人の人口を持つインドネシアは、その殆どがイスラム教徒で信徒数は世界一になります。イスラム教徒は、偶像礼拝をしませんが、人口300万人のバリで9割を占めるヒンズー教は偶像礼拝の信仰で、バリは、偶像に満ちた島になります。又、これまでの伝道の流れとしてスマトラから始まり、ジャカルタ、スラバヤと東へ導かれている事もバリを候補地とした理由です。(バリは、スラバヤの東に位置します。)
実際にバリに来てみると偶像の規模が半端ない事を実感しました。毎日の様に各地のヒンズー寺院で礼拝があり、日常生活の至る所にお供え物が置いてあり、家屋に至ってもほぼ全てに 礼拝所があります。ある祭りでは、バナナの葉で「龍」を模った装飾を道の両側に延々と並べ立てますがその様子は、まさに「サタン通り」と言えます。
借家を探す過程でも、条件が良い家と思っても屋根の上に偶像があり且つ礼拝所もあって、家主が毎日礼拝に来ると言った物件もありました。又、「空の椅子」が置いてあり何の為なのかと思ったら、ヒンズーの神が座る場所だそうです。至る所に「サタンの王座」も存在します。現在の私達の会堂兼住まいは、イスラム教徒が家主なので偶像も礼拝所も空の椅子もありませんので教会活動に適している物件が導かれました。

礼拝、開拓伝道開始
バリに転居後、暫くは同フェロシップの教会の礼拝に集いながら開拓伝道の可能性を探って行くと思っていましたが、直ぐに礼拝開始に至り開拓伝道が始まりました。神様のお働きと諸教会 の皆様のお祈りとご支援に感謝致します。ケサワン教会で奉仕をしているサラギ師の三男が 学業の為にバリに居る事が分かり、同時に同じくケサワン教会に集っていたアレックス兄の親族 もバリで教会を探している事を知り、転居後1ヶ月も経ない中で、この2人の青年を中心に開拓の働きが始まりました。この事からも神様が私達をバリ宣教に導いて下さった事が分かりました。 新たな試みとして日本語を教える事も始めました。週3~4回、大人クラス、中高生クラス、子供クラスを設けて日本語を教え、毎週土曜日には聖書子供会も開始しました。各働きから教会に繋がる方が起こされる様に祈っています。
その後、新来者も次々に与えられ、先のクリスマス集会では、24日に新来者13名、合計20名。 25日には新来者2名、合計13名の方が来られました。上記の青年2名とクリスマスに来られた 一家族(6名)は、続けて毎聖日に礼拝に集っておられます。まだまだ始まったばかりの伝道です ので、続けて神様の恵みと祝福、憐みが与えられます様にお祈りとご支援を頂けましたら幸いで す。又、インドネシア人の同労者が与えられる様にお祈り頂ければ感謝です。